始めようと思ったきっかけ
日頃の運動不足が気になり、体重も増加しつつあるので以前からダイエットをしようと試みていました。
しかし、毎日運動しよう!というところまで踏み出せず、食事制限だけでなんとか痩せようとしてはリバウンドを繰り返す日々。
そんなある日、やっぱり運動しかないかぁ、と思っていたところ、会社で繋がりがある知人と話す機会があり、「走ってみようと思ってるんです。」と相談してみました。
すると、それならいいのがありますよ!といって、なんと歩数や心拍数が測れる腕時計をくれたのです。(Fitbit Alta HRという時計で、専用のアプリで登録すると、消費カロリーや過去のデータのど見れるようになります。)
せっかくもらったのだから、使わない手はないなと思ってさっそく翌日から走ってみることにしました。
続けるための工夫
過去にも走っていた時期がありました。しかしいずれも長くて1か月程度しか続きませんでした。
その原因としては、
- 目標がない
- やり過ぎたせいで走るのが嫌いになった
- すぐに目に見える効果がないため、達成感がない
- 走っているとき、人の目が気になる
- 結局は家でゲームしてる方が楽
といったところでしょうか。
そこで今回は、本気で続けたいと思い色々試行錯誤しました。
その中で、今回考えた僕の工夫がこちらです。
- 形から入る(服装や装備)
- 目標を明確に
- 記録を目で見えるように
- 人に宣言する、毎日記録を見せる
- 好きな音楽を聴きながら
順番に説明していきます。
1.形から入る(服装や装備)
簡単にいうと、これはモチベーションアップに大きく繋がります。
まずは走りやすい服、靴、防寒小物、小さな鞄、を揃えました。幸いなことに、これらは以前走っていたころのものがあったのでそれを使いました。
下は、ピチッとしたランニングタイツとショートパンツ、上は長袖2枚と薄手のジャンバーです。(僕の住まいは田舎で、朝はとても寒いです。)首から上は、ネックウォーマーとニット帽と通気性の良いマスクを着け、靴はランニングシューズを履いています。最後に、スマホが入る小さなショルダーバックを背負って装備完了です。
やはり形から入るというのは大事で、この装備をすると脳が勝手に走りたい!という信号を身体に発しだします。
そして僕は朝起きてからすぐに走るので、前日の夜にこれらの服を着て寝ます。そうすることで朝寒い中着替える、という第一の壁をなくすことができます。
2.目標を明確に
目標がないと、続けていくうちに何のために走っているのか分からなくなります。そこで今回立てた目標は、
◎まずは一ヶ月続け、体重を3㎏落とす
です。前回続かなかったひとつの原因に、やり過ぎたというものがあります。僕は昔から結果がすぐに欲しくなり、度をわきまえずやり過ぎることが多々あります。
何事もほどほどに、ということで今回は長い目で見て続けていこうと決めました。
3㎏落とすためには、約21,600カロリー消費する必要があり、一日計算すると720カロリーとなります。目標を立てることでこうした具体的な数値で表すことができ、目先の結果に捉われなくなります。
3.記録を目で見えるように
やったかやらなかったかを目に見えるようにすると、効果は絶大になります。
今回僕がやったのは、大きなポスター用の紙(100cm×120cm)を用意し、大きなグラフを作りました。
そこに毎日、走った距離、時間、消費カロリー、摂取カロリー、を書き入れていきます。そうすることで、達成感を得られるようになります。
さらに神経質な僕は、このグラフを途切れさせたり、でこぼこにしたくない、と思ってしまい、毎日同じように続けなければと使命感を感じるのです。
4.人に宣言する、毎日記録を見せる
これは誰でもいいと思いまが、できれば親しい人やズバッとダメ出しをしてくれる人がいいでしょう。
僕は年の近い兄に、「今日から毎日30分以上走って、その記録を毎日ラインで送るから、もしさぼったらぶん殴ってくれ!」とお願いしました。兄は喜んで引き受けてくれました。(笑)
こうして人を巻き込んで、自分だけの問題ではなくすると、よりやる気になり続け易くなります。
自分だけで決めた意志や目標というのは、簡単に折れるものです。諦めても誰にも何も言われないし、自分にいいように言い訳して、逃げて終わらせてしまうからです。
この機会に、ぜひ他力を借りてみましょう。
5.好きな音楽を聴きながら
これはすでにやっている人が多いと思います。
僕の場合、音楽よりもイヤホンにまずこだわりました。今回のランニングの為に、Iphone専用のAirDropsの新品を買いました。僕にとってはかなり大きな買い物でした。
走る時に絶対おすすめできないのは、コード付きのイヤホンや耳から外れそうになるワイヤレスイヤホンです。それに意識をとられるだけで、走りに大きな支障をきたします。
なので中途半端にお金を出して、性能がいまいちなイヤホンを買うくらいなら、少し高いお金を出してでも耳にフィットするイヤホンを買うのをおすすめします。
あとは好きな音楽で、テンションを上げながらランニングするだけです。